前編
今から400年前の朱印船時代、日本の貿易商荒木宗太郎は、自らの御朱印船「荒木船」を率いて、
長崎から広南国(現在のベトナム中部)に赴きます。嵐を超え、時を経て、宗太郎が運命的な出会いを
果たしたお相手は、広南国のお姫様、ゴック・ホア姫でした。
Japanese
日本とベトナム、これほどまでに急速な両国関係の緊密化の背景にあるもの、それは、政治・経済面だけでは説明しきれない、日越両国の長い歴史的、文化的な繋がりによって生み出されているユニークな「共感と共鳴」があるからではないでしょうか。
両国の歴史は、日本とベトナムが深い関係であることの証、であり、その証を多くの人々に伝え、日越関係の重要性・必然性を感じてもらえればと、日本でもベトナムでも子供から大人まで幅広い層に愛されている「まんが」を通じて、歴史をわかりやすく伝えていこうという特別企画です。
今から400年前の朱印船時代、日本の貿易商荒木宗太郎は、自らの御朱印船「荒木船」を率いて、
長崎から広南国(現在のベトナム中部)に赴きます。嵐を超え、時を経て、宗太郎が運命的な出会いを
果たしたお相手は、広南国のお姫様、ゴック・ホア姫でした。
ついに結ばれた宗太郎とゴック・ホア姫。広南国でみんなに祝福され盛大な結婚式をあげた二人でしたが、
その後海を渡り長崎で暮らすことを決断します。
長崎でのゴック・ホア姫の暮らしは?
ゴック・ホア姫とアニオー姫の関係は?そして宗太郎とゴック・ホア姫の運命は?