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プロモーションビデオ

 

 

文化編

経済編

食事編

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出会い編

本プロモーションビデオは、日本とベトナムの間には、共感・共鳴し合うことが多くあり、これまでの日越関係の発展がそのような共感・共鳴の上に成り立っていること、そして、両国の関係が未来に向かってさらに発展していくことを表現しています。

本プロモーションビデオを通じて、たくさんの共感・共鳴し合う事例に思いを馳せていただき、日越関係の未来には大きな可能性があふれていることを感じていただければ幸いです。

本プロモーションビデオをより一層楽しんで頂けるよう、プロモーションビデオのストーリーや映像制作に協力頂いた方々のコメントをご紹介しております。併せてお読みいただければ幸いです。

<プロモーションビデオの解説>
【メッセージ】
「手と手を取って 未来へ世界へ」

【テーマ】
ベトナムと日本のそれぞれの歴史、文化、経済、人の中にある「重なり合う部分」を「ことば」を超えて認識し、共感・共鳴し合う多くの事例を発見する。
人と人との共感・共鳴こそが、国を超えて一緒に未来に向かって進む、日本とベトナム両国の確かな原動力となっていることに気づき、自分の言葉で語り始める。
私にとって日本とベトナムとは、、、
【ストーリー】

ベトナムと日本、「現代」を生きるわたしたち。

遠くはなれていても、言語が異なっていても、日本とベトナムの間にはこれまで、それぞれの歴史、文化、経済、人との繋がり、様々な分野で不思議と「重なりあう部分」が多くあることをご存知でしたか?
日本とベトナムの関係は、、、あなたの言葉でどう語りますか?という問いかけから、ナビゲーターの中谷茜理さんの回想を辿って、ものがたりは動き出します。

どことなくその街並みに日本らしさを感じるホイアン(ベトナム中部)。
夕暮れ時に、とあるカフェで、日本とベトナムの古(いにしえ)に思いを馳せながら、本を開く茜理さん。
時は8世紀、初めて日本人(平群広成)が遣唐使として崑崙国(現在のコンダオ島、南部ベトナム)に上陸します。同じくして、林邑(チャンパ、現在の中部ベトナム)出身の僧(仏哲)が来日、奈良県大安寺に居住し、日本に雅楽を伝え、大仏開眼供養の儀式にも貢献したと言われています。
古(いにしえ)の奈良・平安時代から、日本とベトナムの間では既に交流が始まっていたのです。

時は移り夜のホイアン、日本の行灯によく似た「ランタン」に思いを込めて、トゥボン川にそっと浮かべる茜理さん。
日本もベトナムも、戦後の混乱を乗り越え、経済復興を果たし築き上げた今がある、同じ道を通ってきたことを振り返ります。

場面は変わり早朝のホイアン、日本とベトナムの両国のつながりに思いを馳せながら、再び本を開く茜理さん。
長崎のお祭り「長崎くんち」では、16世紀末から17世紀初頭までベトナムと日本が交易を行った船「御朱印船」の演目が今でも伝承されていること。
一方、御朱印船が一番多く到着したと言われているホイアンでは、「日本橋」という日本の伝統的木造建築が現代まで大事に残されていること、茜理さんは、現在のホイアンで日本の御朱印船の模型が展示されている「文化空間」を歩きながら、日本とベトナム、お互いの国にそれぞれの文化が継承されていることに思いを巡らせます。

日本とベトナムの食文化にも「重なりあう部分」があります。ベトナムホイアン名物の「カオラウ」の起源は、日本の三重県伊勢名物の「伊勢うどん」とする説があるのです。「カオラオ」を囲んで、また「伊勢うどん」を家族で食べるその姿は微笑ましく、重なりあっています。

シクロに乗って、どこかしら日本の情緒を感じるホイアンの街並みを楽しむ茜理さん。
17世紀初頭の朱印船時代、日本の貿易商人荒木宗太郎と安南国(当時のベトナム)王の娘ゴック・ホア姫がベトナムで恋に落ち、長崎へともに戻り国際結婚します。国も、言語も、文化も超えた歴史的大恋愛があったのです。二人の大恋愛は「長崎くんち」の演目の中で再現され、今も語り継がれています。
そして今も、大恋愛の国際結婚の上、日本で暮らすTran Quynhさん一家。
時を超えて、国を超えて、日本とベトナム両国を繋ぐ愛の物語があるのです。

歴史、経済、文化、食、そして人と人との出会い、古(いにしえ)から現在まで、様々な分野で重なりあい、共感・共鳴を深めてきた日本とベトナム。
茜理さんは本を閉じます。回想はここまで。
この共感・共鳴を礎に、新しい世代の子どもたちに、未来へ託して、メッセージを伝えます。「手と手を取って、未来へ世界へ」一緒に歩いていこうと。

【演出こぼれ話】

  • 実際に撮影した映像と資料映像を組み合わせながら、「現在と過去(回想)」の時代の流れを、日暮れから夜、そして朝へ続く時の流れと合わせて表現しています。
  • 茜理さんが読んでいる「本」が時間軸の移動を表すアイテムとなり、「本」を開くことで過去の回想に、「本」を閉じることで「今」、そして「未来」へつながります。
  • 茜理さんが読んでいる「本」は、実際に日本とベトナムの文化交流を紹介する本を使用しています。
  • 歴史、経済、文化、食事、人と人との出会い、それぞれの分野の締めくくりに日越の対比シーンを入れることで、見ている方に、その分野での「重なり合う」部分をもう一度ご自身の心で感じて頂き、冒頭の「問い」に対する答えを探すきっかけになればと考えています。

<協力者様のご紹介>

ナビゲーター:Youtuber・女優/中谷茜理さん

大阪府出身。チャンネル登録者数17万人、総再生回数1000万回超のYouTubeチャンネル「aNcari Room」にて、ベトナムで活躍するトップ日本人YouTuber。堪能なベトナム語を武器に活動し、2022年公開のベトナム映画「Em Và Trịnh」にもメインキャストとして出演。ベトナムのアカデミー賞とも言われる「Ngôi Sao Xanh 2022」では最優秀助演女優候補者としてノミネートされ、最終選考の3名に選ばれた。現在は、より深くベトナムを理解するため大学院に通いながら、演技、歌、コンテンツ制作に力を入れている。
aNcari Room :https://youtube.com/c/aNcariRoom

【中谷茜理さんからのコメント】
お話をいただいた時、とても光栄で二つ返事で受けさせてくださいとお答えしました。ベトナムに来たばかりの時から、「日越の架け橋」になりたいと思っていたので、このような形でまた一つ実現できることがとても嬉しかったのが1つの大きな理由です。さらに、50周年記念という大きな意味のある動画なので、さらに気が引き締まる思いでオファーを受けさせていただきました。

8世紀から続くとされる、日本とベトナムの関係。それが変わりゆく長い歴史を通してもなお、個人として、そして国として、こうして友好な関係を築けていることを改めて認識し、感動しました。
あと、、カウラウの映像をみて、いますぐに食べたくなりましたw

私個人でできることはすごく小さいかもしれませんが、ベトナムと日本がより近くなるようなコンテンツや配信を引き続き行っていきたいと思っています。50周年ということで、今までの活動に加え、特に歌や言語学習を通して実現したいです!

素材提供者:Youtuber/Tran Quynh(チャン・クイン)さん

1985年生まれ。ベトナムホーチミン市出身。現在埼玉県川越市在住。日本人男性と結婚、子どもがおり、在日ベトナム人NO.1のYouTuber。Youtubeチャンネル「Quynh Tran JP & Family – Cuộc sống ở Nhật」では、日本の生活の中でも特に「食」を中心にコンテンツを展開している。
Quynh Tran JP & Family – Cuộc sống ở Nhật: https://bit.ly/2LC1W0q

【Tran Quynhさんからのコメント】
日越外交関係樹立50周年記念プロモーションビデオの中で、私達家族を紹介して頂けると聞いたときは「わたしたちで良いのかしら?」と正直驚きましたが、この貴重な機会に少しでも関われるのであれば、きっと忘れられない思い出になると思い、お引き受けしました。出来上がったビデオを拝見し、自分たちも少なからずベトナムと日本をつなぐ役割を担えているのであればと、とても嬉しく思いました。写真もきれいに使ってくださりありがとうございます。
多くの方が、両国のこれまでに思いを馳せ、これからの未来を、自分だったら、、、と考えて見てくださることを願ってやみません。


天皇誕生日祝賀レセプションにおけるトークプログラム

2月23日、在ベトナム日本国大使館主催の天皇誕生日祝賀レセプションにおいて、50周年活動のプロモーションを行い、本プロモーションビデオに関するトークプログラムを実施いたしました。
ビデオに出演頂いた中谷茜理さんをお招きし、撮影時のお話などを伺いました。イベントの模様を動画でぜひご覧ください。

動画のリンクはこちら